広尾町有林における森林吸収プロジェクト

広尾町のJ-VERプロジェクト(サンタの森づくりプロジェクト)

広尾町は、北海道十勝管内の最南端に位置し、東は北海道有数の漁業資源を有する太平洋、西は日高山脈の山並みがそびえ立ち、その山系に源を持つ4本の河川が海に注ぎ、豊かな自然を生かした漁業を中心に農林業を基幹産業として発展してきました。
このように産業と密接に関わる広尾町の自然を維持するためにも森林整備は大きな意味を持っています。広尾町の町有林のうち、2007年度~2012年度の間に間伐が実施される約200haの町有林(カラマツ・トドマツなど)をプロジェクトの対象として、安定的かつ持続的に二酸化炭素を吸収する森づくりを行います。

プロジェクト実施場所広尾町有林
吸収量(予測)年間956t-CO2
在庫量1,738t-CO2(2017年12月末時点)
クレジットの次回発行予定未定

サンタの森づくりプロジェクトによる「サンタクレジット」をぜひご活用ください

広尾町はノルウェー・オスロ市から国外で唯一「サンタランド」として認定されています。サンタランドは「愛と平和 感謝と奉仕」の理念を多くの皆さんに発信しており、大型商業施設へクリスマスツリーの提供や、サンタさんからのクリスマスカード「サンタカード」など多種多様な取り組みを行っています。
サンタの森づくりプロジェクトによるクレジットを使用することで、サンタクロースやクリスマスといった「夢」や「心のぬくもり」をイメージできるキーワードにならないでしょうか。このキーワードを利用することで、CSR、企業イメージの向上に役立てることと思います。

広尾町

サンタランド

サンタメール

広尾町有林

中道リース株式会社 と「パートナーズ協定」を締結しました

広尾町は、中道リース株式会社(札幌市・関寛社長)と「サンタの森づくりパートナーズ協定」を結びました。町有林が吸収するCO2量の枠を売却し、同社で使用する電力から発生するCO2量と相殺するという内容になっています。
同社は平成23年5月に同様の協定を十勝管内足寄町をはじめとする4町で構成する協議会を結んでいるほか、エコオフィス活動や環境美化活動の推進など環境保全活動に積極的に取り組まれています。
今回の協定は年間25トンの4年契約で、購入代金は広尾町の町有林を整備する資金に充てられます。
協定の調印式は2012年10月16日に広尾町役場で行われ、村瀬町長と関社長が協定書を交わしました。関社長は「できるだけ長くお手伝いをしていきたいと思う。夢のある森づくりをお願いしたい。」と話し、村瀬町長は「今後も企業と連携しながら、環境を守る取り組みを進めていきたい。」と抱負を語りました。

北央道路工業株式会社と「パートナーズ協定」を締結しました

広尾町は、北央道路工業株式会社(札幌市・澤口二朗社長)と「サンタの森づくりパートナーズ協定」を結びました。町有林が吸収するCO2量の枠を売却し、広尾町の発注工事で使用するアスファルト混合物(以下、「混合物」という。)が北央道路工業株式会社の製造工場から出荷され、町内使用場所まで運搬に使用する経由(2.4リットル/混合物トン)によって発生するCO2量と相殺するという内容になっています。
同社は環境美化活動の推進など環境保全活動に積極的に取り組まれています。
協定の調印式は2014年9月22日に広尾町役場で行われ、村瀨町長と澤口社長が協定書を交わしました。澤口社長は「環境保全に取り組む姿勢を示していきたい」と話し、村瀨町長は「より良い環境のある社会づくりに向けて、先導役を担っていることに敬意を表する。末永い関係を築いていきたい」と抱負を語りました。

このページの情報に関するお問い合わせ先

広尾町役場 水産商工観光課 商工観光係
TEL. (01558)2-0177