十勝港の概要

アグリポート十勝港

地域海運と可能性の拠点「十勝港」

十勝港は「農業王国十勝」における唯一の海の玄関口であり、北海道と首都圏を最短距離で結ぶ港湾です。
小麦・馬鈴しょなどの農作物を首都圏などへ積出。化学肥料・飼料・セメント・石炭などの受け入れを行う流通拠点として、取扱貨物量も安定的に推移しています。
令和元年の実績は外国貨物49万トン、国内貨物は101万トンです。
国内貿易の内訳は、 十勝の発展を象徴して農水産品・軽工業品・機械など多彩な内容となっています。
航路については首都圏との強固なパイプを築く一方、 十勝の企業と海外との取引きも活発化しており、アメリカ・中国・韓国・東南アジアやオセアニア諸国などその相手国も多様化しています。

北の農業を支える港…アグリポート十勝港

日本の食糧生産基地十勝を背後圏にしている十勝港は、昭和45年に重要港湾の指定を受け、長年の悲願であった関税法に基づく開港が平成11年に実現しました。
また、植物検疫法の指定港にもなり、十勝の特性を生かした農畜産物の低コスト化・高品質化に欠かせない飼料用原料をはじめ、農業関連資材などを直接十勝港に荷揚げし、安定供給を目指します。
十勝港は、 農業王国・十勝に必要不可欠な『アグリポート』をテーマに、4~8万トン級の大型貨物船が着岸できるマイナス13メートル岸壁の供用を開始しています。

道内最大級の飼料コンビナート始動

十勝港第4ふ頭で建設工事が進められていた飼料コンビナートがこのほど完成し、試験操業が開始されました。平成19年9月に大手総合商社の丸紅(株)など関係企業5社が十勝港進出を決定。平成21年3月に輸入原料の保管から配合飼料の製造までを一貫して行う飼料コンビナートの建設が着工されました。総事業費約140億円にものぼるこのプロジェクトは、トウモロコシなどの原料を保管、工場へ供給する穀物サイロを「十勝グレーンセンター(株)」(丸紅(株)、(株)上組、パシフィックグレーンセンター(株)が出資)が運営し、保管能力は約4万トン。最新鋭の設備が投入される飼料製造工場は「とかち飼料(株)」(日清丸紅飼料(株)、日本甜菜製糖(株)が出資)が運営し、生産能力は年間約40万トンで、道内最大級の飼料コンビナートとなっています。
平成22年9月11日にパナマックス船(アトランティック・ホライズン号(D/W)7万5,709トン)第一便が第4ふ頭第3岸壁(-3メートル)に接岸。アンローダーとベルトコンベアーで北米産トウモロコシ2万7,500トンが穀物サイロへ運び込まれました。平成23年4月から飼料コンビナートが操業開始し、取扱貨物量も堅調に推移しています。

完成した飼料コンビナートとパナマックス船第一便

完成した飼料コンビナートとパナマックス船第一便

十勝港の貿易額 9年連続100億円超

釧路税関支署十勝出張所が発表した、2019令和元年の十勝港の輸出入額は、対前年比113.2%の150億1,400万円となり、9年連続で100億円を突破しました。
内訳は輸出が前年同様実績はなく、輸入が150億1,400万円(対前年比113.2%)。
外国船の入港隻数は、開港以降で最多となる86隻(同2隻増)でした。
主な品目で見ると、飼料コンビナートで使う飼料原料が安定的に入ってきており、アメリカやブラジルからの「とうもろこし」が53億4,900万円(同109.2%)、中国・アメリカなどからの「植物性油かす」が15億600万円(同78.8%)、「麦」が11億2,900万円(同102.66%)、「こうりゃん」が2,200万円(同30.5%)となりました。
インドネシアやオーストラリアから輸入され、十勝管内の製糖工場で燃料として使用されている「石炭」が17億5,600万円(同107.2%)。中国やカナダからの「化学肥料」が39億4,300万円(同192.9%)となりました。

港湾整備

十勝港は、これからの国際化に対応できる港湾を目指して、第4ふ頭に大型岸壁(マイナス13メートル、マイナス12メートル、各1バース)などの外内貿物流機能施設を整備しているほか、 港湾関連用地を第4ふ頭内に確保し、背後地域の産業を支援しています。
広尾町の基幹産業の一つである水産業の振興を図るため、小型船だまりを整備。さらに緑地なども整備し、港湾における快適環境の創造を図る計画です。
帯広市と釧路市、北見市を結ぶ北海道横断自動車道が一部開通し、将来高規格幹線道路が広尾町(十勝港)まで到達し、十勝港は地域のさらなる発展を握る中枢基地となることが期待されています。

十勝港イメージ

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広尾町役場 港湾課 振興係・管理係
TEL. (01558)2-0185