教志塾
広尾町の教志塾とは
教志塾は期限付きの先生や教員補助員など採用教員を志す人への支援塾です。
広尾町では、採用教員を目指して頑張る先生に、実践を通して専門的知識を身につけるための学習機会を提供しています。この教師としての研鑽の場を、「志のある教員を地域で育てる『教志塾』」と呼んでいます。
対象
広尾町又は近隣の町村の小学校、中学校、高等学校に赴任した期限付き教員又は教員補助員
指導者
広尾町各学校の校長、教頭及び教育委員会職員
期間
6月下旬~7月
内容
教員採用選考2次検査に向けた講義、ディスカッションなど
備考
広尾町の勤務時間は週35時間と定められ、時間外勤務はありません。
教志塾はもとより、毎日の学習時間を確保できるようにしています。
本年度の教志塾の概要
教志塾では、インプット、アウトプット、アウトカムのプログラムを組み合わせ、日々の実践と結びついた専門的知識となるよう工夫しています。
1.専門的知識のインプット!!
第1回講義:学級経営・生徒指導
学級経営と生徒指導のそれぞれの共通点、関連性を理解し、実践上の課題を把握する。
(用語:児童(生徒)理解、好ましい人間関係、自己存在感、自己決定、ガイダンスとカウンセリング、連携)
- 第1回資料(PDF形式:72KB)
第2回講義:道徳教育
道徳教育の必要性、教育課程上の特質を理解する。
(用語:軽視する風潮、形成的指導、いじめ問題、道徳の目標、道徳の内容、道徳科)
- 第2回資料(PDF形式:97KB)
第3回講義:教育課程・学習指導
「各学校の教育課程」の意味及び次の各用語について理解する。
(用語:学校教育の目標、学校の教育目標、指導内容の組織化、授業時数の配当、教科等横断的指導、編成の主体)
- 第3回資料(PDF形式:73KB)
第4回講義:教育の動向・新学習指導要領
学習指導要領の改訂のポイント、背景について理解を深める。
(用語:社会に開かれた教育課程、育成を目指す資質・能力、主体的・対話的で深い学び、カリキュラムマネジメント、CS)
- 第4回資料(PDF形式:81KB)
第5回講義:教育長講話
教員に求められる資質とは
2.実践知に高めるアウトプット!!
講義内容に関連したグループ討議30分
テーマの例
- 自分が目指す教師像
- いじめ・不登校の未然防止と対応
- 道徳化の充実
- 主体的・対話的で深い学びのある授業
- 確かな学力を身に付けさせるためには
3・成長を実感するアウトカム!!
指導者と1対1の面談60分
指導者の質問例
- どんな教師を目指しますか、それはなぜですか
- 生徒指導とはどのような指導のことですか、学級経営との違いはなんですか
- 子どもの心の育ちに必要なことは何だと思いますか
- 教育課程は子どもの成長にとってどんな役割を果たしていると思いますか
- 学習指導で心がけていることは何ですか
主催 | 広尾町校長会 |
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共催 | 広尾町教頭会 北海道広尾高等学校 |
後援 | 広尾町教育委員会 |
このページの情報に関するお問い合わせ先
広尾町役場 教育委員会 管理課 学校教育係
TEL. (01558)2-0186