マダニに注意!

お知らせ

マダニに刺されると、「ダニ媒介感染症」を引き起こすリスクがあります。

「ダニ媒介感染症」は、病原体を保有するマダニに刺されることによって起こる感染症です。
屋外での作業や農作業、レジャー等で、マダニの生息場所に立ち入ると、ウイルスや細菌などを保有しているマダニに刺され、病気を発症することがあります。
主なダニ媒介感染症には、以下のものがあります。

病名潜伏期間主な症状
ライム病12~15日発熱(微熱であることが多い)、倦怠感、慢性遊走性紅斑、まれに心筋炎・髄膜炎
回帰熱7~10日発熱(39度以上)、筋肉痛、関節痛、倦怠感等
ダニ媒介脳炎7~14日発熱、筋肉痛、麻痺、意識障害、けいれん、髄膜炎、脳炎等
エゾウイルス感染症6~14日発熱、消化器症状(おう吐、下痢、腹痛等)、頭痛、筋肉痛等

予防方法

「ダニ媒介感染症」にかからないようにするためには、予防することが大切です。
予防のためには、マダニに刺されないようにすることが最も重要です。

  • 野外では、虫よけ剤を使用する
  • 野外では、腕・足・首など、肌の露出を少なくする
  • 野外から戻ったら、屋内にマダニを持ち込まないようにする
  • ペットへのダニ駆除剤の使用等について獣医師に相談する
  • ペットが外から帰宅したらマダニを確認する

マダニに咬まれたら

  • 無理に自分で引っ張った りせずに、ただちに皮膚科などを受診し、マダニの頭部が残らないように除去しても らうことが重要です。
  • 数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認 められた場合は必要に応じて医療機関を受診してください。

このページの情報に関するお問い合わせ先

広尾町役場 保健福祉課 健康管理センター
TEL. (01558)2-5122