新たな図柄入りご当地ナンバープレート「十勝(とかち)」の導入に向けて

1.図柄入りご当地ナンバープレートとは

現在、全国で133地域名のナンバープレートがあり、そのうち58地域が図柄入りナンバープレートを導入しています。
もともと、ナンバープレートは配置や文字位置、地域名などが法律で厳しく管理されていましたが、地域振興や観光振興に活用する観点から、新たな地域名やご当地ならではの図柄を取り入れた「図柄入りご当地ナンバープレート」の交付が始まりました。

2.なぜ図柄入りご当地ナンバープレート「十勝(とかち)」を導入しようとするのか?

「十勝産小豆」や「十勝産チーズ」、「十勝ワイン」など、名称に「十勝」や「北海道十勝」を冠した生産物や商品が数多く全国展開されていますが、十勝ブランドを全国に売り出す努力はますます必要です。令和3年にナショナルサイクルルート「トカプチ400」が指定されたことに加え、日高山脈襟裳国定公園の国立公園昇格と新たな名称に「十勝」が加わることで、十勝の存在感は確実に上がり観光客・交流客の増加が見込まれます。

こうした人や物の動きをさらに加速させていくためには、これまで以上に積極的に「十勝」を発信していかなければなりません。十勝地域の特色を生かした「新ナンバープレート」は、十勝の走る広告塔として、十勝の存在感を示し、十勝の認知度アップに貢献するものと考えます。

3.導入しようとする地域の範囲は?

「十勝はひとつ」の考えのもと、現在の「帯広」ナンバーに変わる「十勝(とかち)」ナンバーの導入を19市町村全域で目指していました。しかし、北海道運輸局から『帯広運輸支局が交付する「帯広」ナンバーは残す必要があり、地域の要望に応じて新たな地域名のナンバーを追加で導入することがご当地ナンバーの趣旨』との見解が示されました。
このため、十勝町村会では、帯広市は「帯広」ナンバーのままとし、帯広市を除く18町村で「十勝(とかち)」等の新ナンバーの導入を目指すこととしました。なお、導入に向けては、アンケート調査等により地域住民の意向を確認し、合意形成を図ることが必要です。
 また、「十勝(とかち)」ナンバーが導入された場合、令和7年5月以降に新規・移転・変更登録する自動車は「帯広」ナンバーを選択することができなくなります。

4.導入後のイメージ

現行のナンバープレート

現行の「帯広」ナンバー

※現行のナンバープレートは、自動車の本拠の位置を管轄する運輸支局名を表示。
※「北海道運輸局帯広運輸支局」⇒「帯広」ナンバー

図柄入りご当地ナンバープレート導入後のイメージ

ご当地ナンバー「十勝」のイメージ
ご当地ナンバー「とかち」のイメージ

※帯広市を除く18町村で「十勝」や「とかち」ナンバーが導入された場合。
※名称やデザイン等は今後決定されます。
※画像はあくまでイメージです。

5.導入までのスケジュール

日程内容
令和4年9月下旬住民アンケート調査(意向調査)の実施※
令和4年11月30日まで「導入等意向表明書」提出期限
令和5年3月「導入等申込書」提出期限
令和6年度新ナンバープレートのデザイン決定
令和7年5月新ナンバープレートの交付開始

※広尾町では無作為抽出した16歳以上の町民600人を対象にアンケートを実施しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

このページの情報に関するお問い合わせ先

広尾町役場 企画課 企画防災係
TEL. (01558)2-0184