第6次広尾町まちづくり推進総合計画(令和3年度~令和12年度)

策定方針

まちづくり推進総合計画は、町民みなさんと協働して、共通の目標に向かってまちづくりを進める計画であることが大事です。第6次まちづくり推進総合計画では、住民福祉の向上を基本とし、広く町民の意見や意向を確認しながら計画づくりを行う方針であり、下記の様々な方法で町民の意見や考えを集めました。

策定体制

計画内容を協議検討する体制は、町民を代表する20名の委員で構成する「まちづくり推進計画委員会」を中心に、広尾高校の2年生3名が特別部会員として参加しました。さらに役場職員が20名参加して、総勢43名が3つの専門部会に分かれて作業を行いました。

策定体制図

計画の構成

計画は、次のような3部構成とし、PDCAサイクルにより毎年度進捗状況を確認します。

計画の構成図

計画全体の構成を図で表したものです。38の施策には、それぞれ「10年後のめざす姿」を掲げました。

まちのめざす将来像

まちのめざす将来像

広尾町が住みやすく、魅力的で活気のあるまちとして続いていくためには、10年後の理想のまちの姿を町民が共有し、それぞれが役割を果たしながら、連携・協力してまちづくりを進めていくことが必要不可欠です。まちづくりワークショップを通じてそれぞれが想う理想のまちの姿を出し合い、ひとつの形にまとめた将来像です。

“海・山・川が織りなす”

海と山と川は広尾町民にとって生命の源であり、自慢できる宝物です。「織りなす」とは、複数の要素を組み合わせることによって優れた全体像を成すさまをいい、広尾町が優れた海と山と川に囲まれ、それらが組み合って生み出された恩恵により発展してきたことを表しています。

“希望が灯るサンタランド”

「愛と平和、感謝と奉仕」を基本理念とするサンタランドが国内唯一であることを誇りに思い、まちの未来に希望が持てるよう、イルミネーションを灯すことを「希望が灯る」と表しています。

8つの重点プロジェクト

前期5年間で集中的に推進する分野横断的な施策を「重点プロジェクト」としてまとめました。それぞれのプロジェクトには、まちづくりワークショップで出された「日本で一番、○○なまちをめざす!」という目標を掲げ、産業・経済団体、福祉・教育団体、地域団体などと町が対等なパートナーシップを築き、まち全体の力を結集して、「日本で一番」魅力のあるまちに少しでも近づけることができるよう、その機運を高めていきます。

重点プロジェクト

計画書

全体版

全体

分割

ダイジェスト版

施策評価

令和3年度にスタートした「第6次広尾町まちづくり推進総合計画」では、計画のマネジメントをPDCAサイクルにより行うこととしており、計画の施策ごとの評価を下記により実施しました。

評価の流れ

(1)担当課における1次評価を実施
(2)役場内組織の「政策プロジェクト委員会」が1次評価を点検
(3)役場の最高意思決定機関である「主管者会議」で2次評価を実施
(4)2次評価の結果に基づき、「まちづくり推進計画委員会」による外部評価により
評価結果を確定
(5)確定した評価を議会に報告し、町民にも周知する。

評価シートの内容

(1)施策における成果目標の達成状況
施策ごとに設定されている成果目標の項目ごとに、当該年度の実績値や取組状況から判断した「a」から「e」までの5段階評価をつけています。
 
(2)目標達成のための具体的な方法の達成状況等
施策ごとに登載されている前期5年間で重点的に取り組む「短期的事業」と10年間で継続して取り組む「継続的事業」のそれぞれの当該年度の実施内容、進捗状況と課題を記載しています。
 
(3)施策の評価
施策の担当課ごとに、「施策の達成度」、「施策の有効性」の2項目について「A」から「D」までの4段階評価をつけています。複数の課が担当している事業については、評価欄にどの課がどの評価をつけたのかわかるように漢字一文字で記載しています。
(例:1-1-1水産業の振興 ~ 水産商工観光課→水、企画課→企)
また、各担当課の評価理由についても記載しています。
 
(4)施策の総合評価
上記(1)から(3)を基に総合評価として、一次評価(担当者の評価)、二次評価(主管者会議の評価)、外部評価(まちづくり推進計画委員会の評価)の3段階でそれぞれ「A」から「E」までの5段階評価を行います。

評価結果

このページの情報に関するお問い合わせ先

広尾町役場 企画課 企画防災係
TEL. (01558)2-0184